ラテンご【ラテン語】 古代ローマ帝国(ていこく)の公用語。現在(げんざい)はローマ=カトリック教会の公用語。もとはイタリア半島のラチウム(古代ローマ発祥(はっしょう)の地)で使われた方言の1つであった。インド=ヨーロッパ語族のイタリック語派(は)に属(ぞく)する。国語として使われなくなったのちも,文章語としてはヨーロッパ共通(きょうつう)語として中世に広く使われた。学術(がくじゅつ)用語として近代ヨーロッパの言語に多くとりいれられている。◇フランス語・イタリア語・スペイン語・ポルトガル語・ルーマニア語などはラテン語から変化(へんか)したもの。