ラリック(ルネ=) (1860〜1945)フランスの宝飾(ほうしょく)作家・ガラス工芸(こうげい)作家。1880年代に始まったアール=ヌーボーとよばれる新しい芸術(げいじゅつ)のスタイルに宝飾(ほうしょく)作家として成功(せいこう)し,その後,香水(こうすい)商フランソワ=コティに依頼(いらい)された香水(こうすい)びんがきっかけとなり,ガラス工芸(こうげい)作家となった。ラリックの作品の特徴(とくちょう)は,花や植物などを多用しながら古代ギリシャ風な紋様(もんよう)をとりいれるなど,繊細(せんさい)かつ斬新(ざんしん)なデザインが多い。 コーチ 長野(ながの)県諏訪(すわ)市に「ルネ=ラリック美術(びじゅつ)館」がある。