リアおう【リア王】 イギリスの劇(げき)作家シェークスピアの4大悲劇(ひげき)の1つ。1606年上演(じょうえん)。老王(ろうおう)リアは,末(すえ)むすめの誠実(せいじつ)な心を見ぬけず,言葉たくみにとりいる2人の姉むすめに,すべての権力(けんりょく)と財産(ざいさん)をゆずってしまう。やがて姉むすめたちに裏(うら)ぎられたリアは,嵐(あらし)の荒野(こうや)をさまよい,末(すえ)むすめのすくいの手もおよばず,狂乱(きょうらん)のはてに悶死(もんし)する。