*リットンちょうさだん【リットン調査団】 1932(昭和7)年,国際連盟(こくさいれんめい)がイギリスのリットン卿(きょう)を団長(だんちょう)として満州(まんしゅう)(今の中国東北区)・中国に送った調査団(ちょうさだん)。調査団(ちょうさだん)の報告(ほうこく)は満州事変(まんしゅうじへん)における日本の軍事(ぐんじ)行動と満州(まんしゅう)国の正当性(せい)をみとめず,連盟(れんめい)は報告(ほうこく)の趣旨(しゅし)にそった勧告(かんこく)を行ったが,日本はこれを不満(ふまん)として,1933年に連盟(れんめい)を脱退(だったい)した。