リマンかいりゅう【リマン海流】 シベリア南東部沿岸(えんがん)を南向きに流れる海流。リマン寒流ともいう。対馬(つしま)海流(暖流(だんりゅう))の一部は,サハリン(樺太(からふと))の西岸を冷却(れいきゃく)されながら北上すると,やがてアムール川の淡水(たんすい)とまざり,流れの向きがかわって,大陸(たいりく)ぞいに南下する。これがリマン海流である。流速は0.5ノットで小さい。