りょうあんじ【龍安寺】 京都(きょうと)市右京(うきょう)区にある臨済宗(りんざいしゅう)妙心寺派(みょうしんじは)の寺。1450年に細川勝元(ほそかわかつもと)がたてた禅院(ぜんいん)で,日峯宗舜(にっぽうそうしゅん)を開山とする。相阿弥(そうあみ)作の枯山水(かれさんすい)式の石庭(特別(とくべつ)名勝)は一名「虎(とら)の子渡(こわた)し」とよばれ,白砂(はくさ)の上に大小15個(こ)の石を配置(はいち)しただけのものであるが,禅(ぜん)の思想を象徴的(しょうちょうてき)に表した庭として名高い。 [交通] JR京都(きょうと)駅から市バス竜安寺(りょうあんじ)前。