*りんさく【輪作】 数種類(しゅるい)の作物を,同一の耕地(こうち)に一定の順序(じゅんじょ)で計画的(けいかくてき)に作付(さくづ)けすること。肥料(ひりょう)を節約(せつやく)し,土の性質(せいしつ)をよくし,病虫害(びょうちゅうがい)の発生も少なくなり,労力(ろうりょく)の分配もうまくいく,などの利点(りてん)がある。西ヨーロッパやアメリカ合衆国(がっしゅうこく)の混合(こんごう)農業地帯(ちたい)に広く見られ,小麦・大麦・エンバクなどの穀物(こくもつ),ジャガイモ・テンサイや,牧草(ぼくそう)との組み合わせが多い。◇わが国では,北海道(ほっかいどう)の十勝(とかち)平野などで行われている。