りんじきごう【臨時記号】 楽譜(がくふ)に使われる変化(へんか)記号の一種(いっしゅ)。曲の途中(とちゅう)で臨時(りんじ)に音符(おんぷ)にかきこまれて,一時的(いちじてき)に音の高さをかえる場合に用いられる。種類(しゅるい)にシャープ(♯)・フラット(♭)・ダブルシャープ(♯♯)・ダブルフラット(♭♭)・ナチュラル(♮)がある。ナチュラル(本位(ほんい)記号)をのぞく臨時(りんじ)記号は原則(げんそく)として,つけられた音符(おんぷ)から同じ小節(しょうせつ)内の同名で,同じ高さの音に対して効力(こうりょく)がある。