れきしてきげんざい【歴史的現在】 文章表現(ひょうげん)の技法(ぎほう)で文末表現(ぶんまつひょうげん)の1つ。過去(かこ)のできごとに現在(げんざい)形の文末表現(ぶんまつひょうげん)を使って,読み手や自分が,そのことを今,実際(じっさい)に体験(たいけん)しているような気持ちにさせる。文章に変化(へんか)をあたえたり感動を強める働(はたら)きをする技法(ぎほう)。 用例 「マラソンのゴールは遠かった。…しかしぼくは走る。どこまでも足を運ぶ。…」など。