*れんが【連歌】 平安時代から室町(むろまち)時代に流行した日本独特(どくとく)の文芸(ぶんげい)の1つ。ふつう2人以上(いじょう)の人が,短歌の上(かみ)の句(く)と下(しも)の句(く)とを交互(こうご)によみつづける形式をいう。100句(く)をよみつらねる百韻(ひゃくいん)を基本(きほん)とし,句(く)のつづき方の微妙(びみょう)な味わいを追求(ついきゅう)する。二条良基(にじょうよしもと)・飯尾宗祇(いいおそうぎ)によって,芸術的(げいじゅつてき)に高められた。 コーチ この連歌(れんが)の初句(しょく)(発句(ほっく))が独立(どくりつ)し,のちに俳諧(はいかい)(俳句(はいく))となった。