*れんだく【連濁】 2つの語が結合(けつごう)して複合(ふくごう)語をつくる場合に,下にくる語の最初(さいしょ)の清音(せいおん)が濁音(だくおん)または半濁音(はんだくおん)に変化(へんか)する現象(げんしょう)。 用例 「川(かわ)」は「谷」の下にくると「谷川(たにがわ)」になる。ほかに「みかづき(三日月)」の「づ」,「あまがさ(雨傘(あまがさ))」の「が」,「はなぢ(鼻血)」の「ぢ」など。 コーチ 現代仮名遣(げんだいかなづか)いでは,「チ・ツ」の濁音(だくおん)は一般(いっぱん)に「ジ・ズ」と表記するが,連濁(れんだく)では「ヂ・ヅ」と表記する。