ろうはいぶつ【老廃物】 生活の結果(けっか)として生物体内に生じた物質(ぶっしつ)で,もういらないか,害(がい)になるかするもの。植物は老廃(ろうはい)物が少なく,無害(むがい)の物質(ぶっしつ)にかえて細胞(さいぼう)内にたくわえたりするが,動物では排出器官(はいしゅつきかん)で,これを積極的(せっきょくてき)に体外にすてる。尿(にょう)はその例(れい)で,尿素(にょうそ)・尿酸(にょうさん)・アンモニアなどがふくまれている。ヒトの尿(にょう)では尿素(にょうそ)が多い。