ろくろ 回転する盤(ばん)または軸(じく)に,材料(ざいりょう)をとりつけ,回転させながら成形加工(せいけいかこう)する器械(きかい)。金属加工(きんぞくかこう)上発達(はったつ)したものが,旋盤(せんばん)機械(きかい)(レース)である。木工用のろくろは回転軸(じく)のはしに材料(ざいりょう)をとりつけ,椀(わん)・こけしなどをろくろ用のみ(バイト)でけずるほか,両端(りょうたん)を回転,軸(じく)にとりつけて加工(かこう)する木工旋盤(せんばん)がある。陶工(とうこう)用のものは回転台上で,皿・つぼなどを,粘土(ねんど)を材料(ざいりょう)にしてつくる。