ロートレック(トゥールーズ=) (1864〜1901)フランスの画家。貴族(きぞく)の家に生まれたが,子どものころ両足を骨折(こっせつ)し,足が不自由(ふじゆう)になった。絵をこころざし,パリに出て印象派(いんしょうは)に参加(さんか),とくにドガと日本の浮世絵(うきよえ)に影響(えいきょう)を受け,モンマルトルの劇場(げきじょう)や酒場などを題材(だいざい)にすぐれた作品を発表した。石版(せきばん)を利用(りよう)したポスターも有名。