イタリアの首都。同国中部,テベレ川下流沿岸にある大都市で,同国の政治・文化・観光の中心地。紀元前753年にロムルスが築城したのが起源とされる。古代ローマ帝国の首都としてさかえ,その後教皇庁の所在地となり,キリスト教の中心地として発展した。市の中心はテベレ川の東岸にあり,近代建築が立ちならび,フォロロマーノ・コロセウム・カラカラ浴場跡など古代の遺跡も多い。機械・衣服製造業や映画産業が発達し,工芸品の製造もさかん。英語名ローム(Rome)。人口:271万。
コーチ
テベレ川の西岸にはバチカン市国がある。