ローマほう【ローマ法】 古代ローマ人ののこした法律(ほうりつ)。中世のヨーロッパに受けつがれ,現代法(げんだいほう)にも影響(えいきょう)をおよぼしている。紀元(きげん)前5世紀(せいき)の十二表法(ほう)に始まった無数(むすう)の法令(ほうれい)は,ビザンツ帝国(ていこく)皇帝(こうてい)ユスチニアヌス1世によりまとめられ,『ローマ法大全(ほうたいぜん)』として533年ころに完成(かんせい)。