*ローマほうおう【ローマ法王】 カトリック教会で最高(さいこう)の地位(ちい)にある聖職(せいしょく)。教皇(きょうこう)・ローマ大司教(だいしきょう)ともいう。もとは,すべての司教(しきょう)が法王(ほうおう)(パパ)の敬称(けいしょう)でよばれたが,しだいにイエスの弟子ペテロの後継(こうけい)者であるローマ司教(しきょう)が,他の司教(しきょう)に優越(ゆうえつ)してこの名を独占(どくせん)するようになり,地上におけるイエスの代理者とされ,全教会に対して,絶対的(ぜったいてき)な統治権(とうちけん)をもった。 コーチ 現在(げんざい),バチカン市国の長でもあり,ローマ法王庁(ほうおうちょう)が法王(ほうおう)の仕事を補佐(ほさ)している。