ロンドン(ジャック=) (1876〜1916)アメリカ合衆国(がっしゅうこく)の小説(しょうせつ)家。無軌道(むきどう)な少年時代,放浪(ほうろう)の青年時代をへて作家生活に入り,野性(やせい)や本能(ほんのう)に対するあこがれから書いた小説(しょうせつ)『荒野(こうや)の呼(よ)び声』『白い牙(きば)』などで,一躍(いちやく)人気作家となった。早くから社会主義(しゅぎ)運動に参加(さんか),『奈落(ならく)の人々』『鉄の踵(きびす)』などの社会小説(しょうせつ)もある。