ワオキツネザル 大きめの尾(お)が,黒と白の輪状(わじょう)のしま模様(もよう)になった美しいキツネザルの一種(いっしゅ)。明るい森林で生活し,岩場などにもよく出てくる。食性(しょくせい)は植物性(せい)で昆虫(こんちゅう)などはほとんど食べない。前足やわきの下に特殊(とくしゅ)な分泌腺(ぶんぴつせん)があり,分泌液(ぶんぴつえき)を尾(お)につけたり,前足を枝(えだ)にこすりつけて縄張(なわば)りを主張(しゅちょう)したりする。この縄張(なわば)りの範囲(はんい)で数頭のおすとめすが群(む)れをつくる。体長(たいちょう):30cm内外。分布(ぶんぷ):マダガスカル。(哺乳類(ほにゅうるい) サル目 キツネザル科)