わかきウェルテルのなやみ【若きウェルテルの悩み】 ドイツの詩人ゲーテの長編小説(ちょうへんしょうせつ)。1774年刊(かん)。婚約(こんやく)者のいる年上の女性(じょせい)ロッテに恋(こい)をし,苦悩(くのう)のはてに自殺(じさつ)する純情(じゅんじょう)多感な青年ウェルテルの悲恋(ひれん)物語。わかい日のゲーテの体験(たいけん)をもとに,手紙の形式で書かれたこの作品は,当時の若者(わかもの)に大きな影響(えいきょう)をあたえた。