わださんぞう【和田三造】 (1883〜1967)明治(めいじ)〜昭和期の洋画家。兵庫(ひょうご)県出身。黒田清輝(くろだせいき)に師事(しじ)し,官展(かんてん)を舞台(ぶたい)に活躍(かつやく)した。また東京美術(とうきょうびじゅつ)学校教授(きょうじゅ)として後進の育成(いくせい)に努力(どりょく)した。重厚(じゅうこう)な作風で知られる。代表作は「南風(なんぷう)」「羽衣(はごろも)」など。