わらべうた【童歌】 日本民謡(みんよう)の一種(いっしゅ)。子どもたちが日常(にちじょう)生活の遊びや体験(たいけん)の中からしぜんに習いおぼえ,口づたえに歌われてきた歌。作詞(さくし)者・作曲者とも不明(ふめい)で,メロディーがやさしくおぼえやすいのが特徴(とくちょう)。まりつき・羽根つき・なわとび・鬼(おに)ごっこ・お手玉などの遊戯(ゆうぎ)にむすびついたものが多く,このほか,正月・節句(せっく)・祭りなどの年中行事に関(かん)する歌や,はやし歌・数え歌・しりとり歌などの種類(しゅるい)がある。