ンジャメナ チャド共和国の首都。共和国南西端(たん)カメルーンとの国境(こっきょう)に近い,シャリ川とロゴネ川の合流点にある都市。1900年にフランスの植民都市として建設(けんせつ),第二次世界大戦(たいせん)中,自由フランス軍の空軍基地(くうぐんきち)として発展(はってん)した。現在では同国最大(さいだい)の都市で,チャド人口の約(やく)10.2%が集まっている。また,隊商(たいしょう)路の要衝(ようしょう)であることから,家畜(かちく)・岩塩(がんえん)・ナツメヤシなどの集散(しゅうさん)地でもある。家畜(かちく)市場・チャド大学・国立博物(はくぶつ)館・綿花(めんか)研究所・国際空港などがある。おもな産業はタイル・レンガなどの窯業(ようぎょう)。旧名(きゅうめい)フォールラミー。人口:53.1万。