2020年7月の事件で、通訳に問題があったとして男性が無罪になりました
6月25日(木曜日)、仙台地方裁判所はパキスタン国籍の男性に無罪の判決(結果)を出しました。通訳に問題があったとしています。
事件は2020年7月に起きました。建設会社の社長が殺されて、物を盗まれました。宮城県警察は、同じ建設会社で働いていたパキスタン国籍の男性を逮捕しました。
警察は、パキスタン東部などで使われる「パンジャビ語」の通訳の担当者と協力して、男性を調べました。男性の最初の裁判は2021年10月にありました。警察が調べたことや男性の供述(話など)から、男性は懲役23年と決まりました。
しかし、6月25日の仙台地方裁判所の裁判では、男性の供述を除いて考えることにしました。警察の通訳に「限度を超えた意訳(難しい言葉などを、近い意味の別の言葉に翻訳すること)」があったとしています。裁判では、男性が社長を襲った人たちと関係があったかどうかを話し合いました。しかし、証拠はありませんでした。
男性の弁護士は「『疑わしきは被告人の利益に(証拠が無いなら犯人だと考えない)』という刑事裁判の大原則をきちっと踏まえた判決」と評価し、「通訳が的確だったのか、コミュニケーションが難しかったのではないかという問題がある」と指摘しました。
朝日新聞の記事をやさしい日本語に言い換えた記事です。









