サッカー・アメリカ代表のエースは「出生地主義」によるナイジェリア系の選手です
アメリカには、アメリカで生まれた人は原則としてアメリカの国籍を得るというルールがあります。これを「出生地主義」といいます。
トランプ大統領は、このルールに反対しています。トランプ大統領は2回目の当選をした後、親がアメリカに滞在資格がなかったり、一時的な滞在だったりした場合、子どもにアメリカの国籍を与えないという大統領令に署名をしました。
しかし、連邦最高裁判所は、「出生地主義」を認めました。憲法で決まっているからです。
トランプ大統領は反対していますが、サッカーのワールドカップで出生地主義によってアメリカの国籍を得た選手がアメリカ代表として活躍しています。たとえば、フォラリン・バログン選手です。
バログン選手は、ナイジェリア出身の両親の子どもとして、移民が多く暮らすアメリカのニューヨークで生まれました。生まれてまもなく、家族でイギリスのロンドンに引っ越しました。
バログン選手はその後、イギリスで、プロサッカー選手になりました。今はフランスリーグのモナコで活躍しています。イングランドの年代別代表に選ばれたこともあります。しかし、アメリカのサッカー連盟の誘いを受けて、アメリカ代表の選手になることを決めました。
バログン選手は「家族と話し合い、自分が生まれた国を代表することが正しいことだと判断した。アメリカ(など)でワールドカップが開かれるなんて、まるで話がうますぎるほど素晴らしい」と話します。
ワールドカップ北中米大会で、バログン選手は、7月3日(金曜日)現在、3得点を決めて、アメリカのベスト16への進出に大きく貢献しています。
近年のアメリカチームは、ナイジェリア、オランダ、メキシコ、ジャマイカなど、いろいろな国をルーツに持つ選手が多くなっています。
一方で、トランプ大統領は、治安の確保などを理由に、2025年6月から19か国に入国制限をしました。その後さらに入国制限の対象となる国を増やしました。対象となる国はアフリカやカリブ海諸国、アジアなどです。
トランプ大統領の考えが、サッカーのアメリカ代表チームを弱くしてしまうかもしれません。
朝日新聞の記事をやさしい日本語に言い換えた記事です。










