
世界の鳥 半分以上の種で数減る

ルリカケス=鹿児島・奄美大島 ⓒ朝日新聞社
レッドリスト最新版で
国際自然保護連合(IUCN)は10月10日、レッドリストの最新版を公表しました。世界の鳥類の半分以上の種がだんだん減っていて、評価した種の11.5%にあたる1256種が、世界的に危機的な状態といいます。
一方、日本の鳥類では、鹿児島県の奄美大島などにすむルリカケスが絶滅のおそれが3番目に高い「危急」から最も低い「軽度懸念」にランクを下げました。
♣ことば レッドリスト IUCNが、野生生物の絶滅のおそれを評価したリスト。絶滅の危険性などに応じて「データ不足」「深刻な危機」「野生絶滅」「絶滅」など9段階に分けられます。
(朝日小学生新聞2025年10月14日付)