不登校の小中学生、最多35万人
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2024年度調査 12年連続で増える
不登校の小学生と中学生は、2024年度は過去最多の35万3970人(23年度より7488人増)でした。12年連続で増えましたが、増加率は前の年の15.9%から2.2%に下がりました。文部科学省が10月29日に発表しました。
文科省は、年30日以上欠席した場合を「不登校」としました。内訳は小学生13万7704人、中学生21万6266人。小中学生の全体の3.9%でした。
増加の理由の一つに、文科省は「意識が変わった」ことをあげます。不登校の子への支援で、休むことの大切さを伝えたり、学校以外での学びを学校の成績に反映したりする動きがあります。
(朝日小学生新聞2025年10月31日付)









