クマ対策 自衛隊が秋田で活動
クマ対策の協力を約束した秋田県の鈴木健太知事(左)と自衛隊の担当者=11月5日、秋田県庁 ©朝日新聞社
武器は使わない 30日まで
陸上自衛隊は11月5日、クマに人がおそわれる被害が続いている秋田県と、被害を防ぐ活動に協力する約束を結びました。自衛隊は、この日から秋田県鹿角市で活動を始めました。
自衛隊は、クマをつかまえるわなを運んだり、猟友会の人たちの移動を手伝ったりすることで協力します。武器を使ってクマを駆除することはしません。実施期間は30日までです。
秋田県の鈴木健太知事が防衛省に自衛隊の派遣を希望していました。今年度の秋田県内でのクマによる人への被害は、4日時点で死者4人をふくむ60人にのぼっています。
(朝日小学生新聞2025年11月6日付)









