岩手・宮城で震度4 津波を観測
記者会見で説明する気象庁の担当者=11月9日、東京都港区 ©朝日新聞社
気象庁「1週間は地震に注意を」
11月9日午後5時3分ごろ、三陸沖を震源とする地震があり、岩手県盛岡市や矢巾町、宮城県涌谷町で最大震度4を観測しました。気象庁は一時、岩手県沿岸に津波注意報を発表しました。この日の夜までに岩手県内で最大20センチの津波が観測されました。
気象庁によると、地震は陸側のプレートと太平洋プレートの境界で起きたとみられ、震源の深さは16キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.9と推定されます。
この近くでは、2011年3月11日に東日本大震災を引き起こした地震が発生。気象庁の担当者は「今後1週間は同規模の地震に注意してほしい」と呼びかけています。
(朝日小学生新聞2025年11月11日付)









