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広がる支援の輪、変わる支援のかたち。住友生命「未来を強くする子育てプロジェクト」第19回表彰式開催

広がる支援の輪、変わる支援のかたち。住友生命「未来を強くする子育てプロジェクト」第19回表彰式開催

住友生命保険相互会社は、子育て支援活動や育児と研究の両立に取り組む女性研究者を応援する「未来を強くする子育てプロジェクト」の第19回表彰式を、2026年2月25日にコングレスクエア日本橋で開催。

本年度は全国から225組の団体・個人と135名の女性研究者が応募し、地域で子育て支援に取り組む団体12組と、研究活動を続ける女性研究者10名が受賞しました。

「子育て支援活動」と「女性研究者支援」の2軸で、未来を担う子どもたちと社会を応援

「未来を強くする子育てプロジェクト」は、住友生命保険相互会社が2007年から実施している取り組みです。子育てを社会全体で支える環境づくりを目指し、地域団体と女性研究者の活動を継続的に後押ししています。

子育て支援活動の表彰では、「スミセイ未来大賞・内閣府特命担当大臣賞」に特定非営利活動法人こどもソーシャルワークセンター(滋賀県)、同賞の「文部科学大臣賞」に特定非営利活動法人維新隊ユネスコクラブ(東京都)が選ばれました。

その他、「スミセイ未来賞」として、地域の子どもや家族の笑顔を支える10団体が受賞しています。

受賞団体は、不登校や引きこもり、ヤングケアラーなど、家庭だけでは支えきれない生きづらさを抱える子どもたちが、安心して過ごせる居場所づくりや学びの支援に取り組む点が高く評価されました。

特定非営利活動法人こどもソーシャルワークセンター(滋賀県)
「スミセイ未来大賞・内閣府特命担当大臣賞」を受賞した、特定非営利活動法人こどもソーシャルワークセンター(滋賀県)は、言葉にならない子どものしんどさをすくい上げ、地域とつないでいる
特定非営利活動法人維新隊ユネスコクラブ(東京都)
「スミセイ未来大賞・文部科学大臣賞」を受賞した、特定非営利活動法人維新隊ユネスコクラブ(東京都)は、学びと食で子どもを支える学習支援活動を全国に広げている

一方の女性研究者支援では、博士課程や大学教員など10名が「スミセイ女性研究者奨励賞」を受賞。

女性ならではの視点から、多様な生き方に光を当てる人文・社会科学分野での研究活動が期待されています。助成金は1年間100万円を上限に、2年間にわたって育児と研究の両立が支援されます。

選考委員を務める大日向雅美先生(恵泉女学園大学名誉教授)は、育児と研究を両立する女性研究者を支援することは、本プロジェクトが大切にしてきた視点のひとつであると説明。研究分野の発展にとどまらず、社会の価値観を広げることにもつながると語りました。

会場にはキッズスペースが設けられ、子どもたちの声や赤ちゃんの泣き声が響くなかで行われた授賞式は、子育てを社会全体で支えるという本プロジェクトの理念がそのまま映し出されているようでした。

地域づくりとともに進化する「現代の子育て支援」のあり方

総評として、選考委員長を務める汐見稔幸先生(東京大学名誉教授)は、「暮らしが人を育てる視点から、地域をどうつくっていくかというのが、現代の大きな課題です。受賞者の取り組みは、新しい時代の地域づくりと学びの発展に光を当てる重要な活動です」と語りました。

受賞団体や研究者の取り組みは、子どもたちを支えることがそのまま地域を支え、世代を超えて若者も大人も、ともに成長しあえるという考え方を体現しています。汐見先生の言葉は、子育て支援の枠を超えたこれからの地域社会のあり方を問いかけるものでした。

今回の授賞式では、子育て支援に若者が積極的に関わっていることや、オンラインとリアルを組み合わせた活動など支援方法の多様化が進んでいることから、支援のかたちが時代とともに変化していることを実感する機会になりました。

子育てを当事者だけの課題とせず、世代を越えて関わりを広げていく動きは、子どもたちを支える地域や社会のあり方そのものを問い直す試みともいえるのではないでしょうか。

今後は子育てをしていない世代も巻き込み、支援の輪をさらに広げていくことが重要なポイントになりそうです。

未来を強くする子育てプロジェクトの詳細はこちら

文/石橋沙織(キッズネット)

キッズネット編集部

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