【探Qキッズ体験レポ】親元を離れ沖縄で学ぶ、自然×アートの特別プログラム

沖縄県・石垣島で小学生を対象に行われた、「未来の環境とデザイン」について学ぶ2泊3日のプログラムです。イタリアのアーティスト・建築家、メタバース建築家、いのちの教育のスペシャリストの3人を講師に迎え、「未来の環境デザイン」をテーマに、ワークショップとメタバース空間での学びに取り組みます。探Qキッズを代表して参加してくれたメンバーに、特に想い出に残っているプログラムをレポートしてもらいました。

「思い出に残っていることは、海で拾ったものを集めての椅子作りです。まずはみんなでビーチに行って、材料集めをしました。サンゴなどだけではなくて、ゴミもたくさんあって、環境が悪くなりそうなので、助けたいと思いました」。

ペットボトルのキャップなど、さまざまな漂流物を集めた惟大さん。それらを材料にして、自分でデザインを考えて世界で一つの椅子「レインボー」を制作しました。

完成した作品はみんなの前でプレゼンテーションし、アーティスト・建築家のセルジオ先生から講評してもらえる貴重な経験も。

惟大さんの作品は、特徴的な3つの脚や、キャップを組み合わせて作った座面のデザインについて「強くて良いデザインだ」と評価してもらいました。

ワークショップだけでなく、食事の時間にも普段できない体験が。

「生地から手作りしたピザは、うまく焼けて、とても美味しかった！　今回のプログラムで一緒になったみんなは最初は知らない人だったけど、ピザ作りをしながら話をしたら仲良くなりました」。

今回は、なんとメタバースを活用したプログラムも。全世界共通星座88のうち、年間を通して84の星座が見られる石垣島の夜空をバーチャル空間に再現。メタバースの世界で星空観察を楽しみました。

メタバースでリアルな夜空を見ながら星座について予習したり、実際に星空を見てからその様子をメタバース上で再確認しながら解説を聞いたり、フィールドワークの学びもより一層深まります。

「初めての1人旅行は心配だったけど、飛行機に乗る前はCAの方がついてくれたし、乗ってからは空の景色がとても綺麗で富士山も見えて、安心して過ごすことができました。

石垣島は遠いところかなと思っていたけど、実際に着いてみたら結構近く感じました。

友だちができて、いつもとは違ういろんな勉強ができて、楽しかったです」。

親元を離れて過ごす数日間ということで、送り出す親御さんもドキドキするもの。送り出したときの気持ちや、たくましくなって帰ってきたお子さんを見て感じたことなど、探Qキッズの親御さんに聞きました。

「うみもりそら」では今回のプログラムのほかにも、空間デザインをバックグラウンドに持つ様々な専門家などとコラボしたプロジェクトを企画しています。今までの活動を見たり、今後プログラムに参加を検討したい方は公式サイトをチェック！