子どもといっしょに、木工DIYに挑戦!
知り合いからもらった木の端材がたまっていたので、この木材を使って木工に挑戦することにしました。小2の娘は、最近、学校の図工の授業でカッターを使い始めたこともあり、工具に慣れさせるよい機会になりそうです。
秋から冬にかけては学校や習い事などのイベントが多く、親は少々お疲れ気味。そのうえ、週末ごとに「どこか連れていけ~」コールが響き渡るので、たまには家で楽しくできるようなことを! と考えました。
知り合いからもらった木の端材がたまっていたのですが、何かに使えそうだと思いつつ、何となく放置。そこで、今回はこの木材を使って木工に挑戦することにしました。小2の娘は、最近、学校の図工の授業でカッターを使い始めたこともあり、工具に慣れさせるよい機会になりそうです。
まずは何が作れるか、木材選びからスタート!
もらってきた木材と家にあった木材をまとめてみると、結構いろいろな形のものが集まりました。娘は、鳥の巣箱や小人のおうち、船などなど、木材を組み合わせては作れそうなものをあれこれ考えます。5歳の息子はというと、完全に積み木状態で、お城のようなものを組み立てたり、のこぎりで木を切り始めたり…。
せっかくだから、ふだん使える物を作ってみようと声をかけ、しばらく悩んだ末に本立てと写真立て、ペン立てを作ることになりました。
くぎより手軽な木工用接着剤で組み立て
本立てにする木材は、もともと木箱だったものを解体した端材です。端材を組み立て直すだけで形になったので、まずは手はじめに本立てから作りだしました。切りっ放しの箇所はやすりをかけると、手に刺さったりせず、仕上がりが断然きれいになります。薄い木材にくぎを使うと割れてしまうというパパのアドバイスのもと、速乾性の木工用接着剤で貼り付けていきました。
木工用接着剤を塗っては貼り付けるという単純な作業ですが、工作好きの娘は楽しそう♪ あっという間に、本立ての形ができあがりました。
のこぎりでうまく切るにはコツがいる!
次に取りかかったのは、ペン立て。こちらは30cm程度の板材数枚をのこぎりで切る作業が必要になりました。定規ではかりながら切る部分にしるしをつけ、いざ切断作業へ。
段差のある場所で板を固定し、のこぎりで切っていきますが、これが子どもには(おとなも?!)なかなか難しいのです。しるしをつけた場所からどうしてもずれてしまうので、正確に切りたいときは、最初の切り口の溝は大人が作ってあげたほうがよさそう。溝は、軽く細かく刃を動かして作ります。
ちなみにのこぎりを上手に使うポイントは、「柄は力を入れずにやさしくにぎる」、「のこぎりの真上から見るようにする」、「前に押すときは力を入れず、引くときに少し力を入れる」の3つ。「全然切れない~」と最初はブツクサ言っていた娘ですが、何度かやるうちに少しコツをつかんだようです。
切った板を木工用接着剤で貼り合わせてペン立てを仕上げたら、最後は写真立て。丸い板に円柱の木材を貼り合わせて、ナチュラルな印象に仕上げました。円柱には写真が立てられるように、パパがのこぎりで細い溝を作りました。
子どもたちがお待ちかねのペンキ塗り~♪
翌日の日曜日、木工用接着剤がしっかり乾いたので、いよいよ子どもたちが楽しみにしていたペンキ塗り。最初は家にあったラッカースプレーでちゃちゃっと色をつければ完成だと思っていたのですが、だいぶ昔に使った残りだったからか、スプレーがうまく出ないというトラブルが発生!
パパの機転で、プラスチックのカップにスプレーの塗料を出し、筆でちまちまと塗ることになりましたが、結果的には子どもたちがいちばん食いついた作業になりました。色を塗るときのポイントは、スプレーにしても、筆や刷毛で塗るにしても、薄く塗って乾かし、二度塗りをすること。これで、グンときれいな仕上がりになります。
ペン立てにも色を塗り、乾いたあとはデコレーションテープやシールでデコ、写真立ては造花やどんぐりで飾り付けをし、無事に3点完成しました!!
本立てもペン立ても写真立ても、今や100円ショップで買える物ですが、子どもといっしょに作る過程が楽しめて、子どもには危ないと思われるような工具を使う練習にもなります。作品に愛着もわくので、木工で小物作りもいいものだなぁ~と充実感いっぱいの週末になりました♪