パン職人
こんな人 にピッタリ!
一つのことに集中できる人。物作りが好きな人。おいしいものが好きな人。
どんな仕事 ?
お客 さんのためにおいしいパンを作 る
お米とともに、日本人の主食になっているパンを専門に作るのがパン職人だ。仕込みに時間がかかるため、通常は朝早くから時間に追われる作業になる。一日中ほとんど立ち仕事で、さらに重たい小麦粉を運ぶなど、かなりの体力が必要だ。でも、お客さんの喜ぶ顔が見られるのはやりがいにつながり、物作りの楽しさも味わえる仕事だ。
これがポイント!
専門 学校 でパン作 りの基礎 を学 ぶ
製パン科のある専門学校でパン作りの基礎を学び、パン屋やパンメーカーに入社してパン職人になる人が多いようだ。資格などは特に必要ないため、中学校や高校を卒業してから直接パン屋に勤めることも可能だ。パン作りの基本は「生地作り」「生地の成型」「パンの焼きあげ」に分けられ、作業を通して一つ一つ技を覚えていく。一人前のパン職人になるには時間がかかるが、工夫次第でさまざまな種類のパンを創作することができる。
将来 はこうなる
手作 りパンの魅力 を伝 えていく
食生活が変化し、日本人はパンをたくさん食べるようになっている。テレビやSNSを通して新しいパンが紹介され、話題になることも多い。パン職人の活躍の場は、これからも増えていくだろう。スーパーやコンビニなどは機械化された工場で、たくさんのパンを作り出している。パン職人として活躍するなら、大量生産とは違う手作りパンの魅力を伝えていきたい。
データボックス
収入 は?
パンメーカーに就職した場合、一人前の年齢になって月給は25万円ほど、年収350万円ほどになる。新人は当然それより低く、初任給は月給20万円未満という場合が多いようだ。
休暇 は?
メーカーや大きなパン屋に就職した場合は、週休二日制が基本。小さな店では、その店の営業形態に左右される。
職場 は?
パン屋、パンメーカー、ホテルなど。
なるためチャート
パン職人の仕事につくための主なルートが一目で分かるチャートだよ!