バリスタ

人(ひと)と接(せっ)するのが好(す)きな人(ひと)。流行(りゅうこう)に敏感(びんかん)な人(ひと)。コーヒーに興味(きょうみ)がある人(ひと)。

カフェやバル、レストランで、おいしいコーヒーをお客(きゃく)さんに出(だ)すコーヒーのプロフェッショナルだ。店(みせ)で提供(ていきょう)する他(ほか)のメニューに合(あ)った最高(さいこう)の一杯(いっぱい)を作(つく)り上(あ)げるため、コーヒーに対(たい)する深(ふか)い知識(ちしき)と抽出(ちゅうしゅつ)技術(ぎじゅつ)が求(もと)められる。また、来店(らいてん)してくれたお客(きゃく)さん一人一人(ひとりひとり)に喜(よろこ)んでもらえるような質(しつ)の高(たか)いサービスを提供(ていきょう)し、心地(ここち)よい空間(くうかん)を演出(えんしゅつ)する接客術(せっきゃくじゅつ)もバリスタには欠(か)かせない。常(つね)にお客(きゃく)さんのことを考(かんが)え、新(あたら)しい情報(じょうほう)や流行(りゅうこう)も取(と)り入(い)れつつ、満足(まんぞく)のいくコーヒーをいれられるよう日々(ひび)、勉強(べんきょう)を重(かさ)ねていく。

バリスタにはコーヒーに関(かん)する知識(ちしき)に加(くわ)え、コーヒーをいれる技術(ぎじゅつ)が求(もと)められる。実際(じっさい)にカフェで働(はたら)いて知識(ちしき)と技術(ぎじゅつ)を身(み)につけ、接客(せっきゃく)力(りょく)をみがくのが一般的(いっぱんてき)だが、一般(いっぱん)社団(しゃだん)法人(ほうじん)日本(にほん)バリスタ協会(きょうかい)では、指定(してい)する専門(せんもん)学校(がっこう)やスクールで取得(しゅとく)できる「バリスタ資格(しかく)」を設(もう)けている。海外(かいがい)のバルやコーヒーショップで技(わざ)をみがくバリスタもいる。自分(じぶん)がどんな場所(ばしょ)で働(はたら)きたいのか、どんなバリスタになりたいのかを考(かんが)えて、一流(いちりゅう)を目指(めざ)そう。

多(おお)くの外資(がいし)系(けい)カフェが進出(しんしゅつ)していることもあり、日本(にほん)でのカフェ人気(にんき)は高(たか)まっている。バリスタはこれからも人気(にんき)の職業(しょくぎょう)になっていくだろうが、店(みせ)によってはコーヒーをよりおいしく楽(たの)しんでもらうために、バリスタがカクテルなどのお酒(さけ)を提供(ていきょう)したり、軽食(けいしょく)を用意(ようい)したりすることもある。広(ひろ)い知識(ちしき)を身(み)につけていくことで、接客(せっきゃく)業(ぎょう)としての可能性(かのうせい)も広(ひろ)がっていくだろう。

月収(げっしゅう)は、就職(しゅうしょく)先(さき)の会社(かいしゃ)やお店(みせ)の規模(きぼ)で異(こと)なる。一般的(いっぱんてき)な飲食(いんしょく)の接客(せっきゃく)で月収(げっしゅう)20万(まん)円(えん)くらいなので、それが一(ひと)つの目安(めやす)になる。コンテストで優秀(ゆうしゅう)な成績(せいせき)をあげたことで、食品(しょくひん)会社(がいしゃ)のアドバイザーになったり、ＣＭに出演(しゅつえん)したりして高額(こうがく)の報酬(ほうしゅう)を得(え)るバリスタもいる。

シフト制(せい)で月(つき)に６～８日(にち)くらい。

カフェ、バル、レストラン、ホテルのカフェ、コーヒー専門店(せんもんてん)など。

バリスタの仕事(しごと)につくための主(おも)なルートが一目(ひとめ)で分(わ)かるチャートだよ！