エステティシャン
こんな人 にピッタリ!
明るく、初対面の人とも楽しく会話ができる人。心身ともにリラックスを求める人や、身体的悩みを持った人に応対することもあるので、相手の話を親身になって聞ける優しさと思いやりも大切だ。
どんな仕事 ?
ボディケアやフェイスケアで全身 を美 しく
エステサロンなどで、全身美容の施術をおこなう。ボディケアやフェイスケア、肌のトリートメント、痩身、脱毛、足裏を刺激するリフレクソロジーなど、髪の手入れ以外、全身をケアする。身体がほぐれてリラックスできるので、いやしを求めてやってくるお客さんも多い。施術をしながらお客さんの悩みを聞くのも仕事だ。立っている時間が長いため、体力も必要。
これがポイント!
日本 では認定 資格 を、海外 をめざすなら国際 ライセンスを
エステティシャンになるために特別な資格は必要ない。エステティシャン養成学校や美容系の専門学校などで学んでエステティックサロンに就職するか、高校などを卒業後すぐにエステティックサロンに就職し、社内研修を受けながら一人前をめざすこともできる。日本エステティック協会などがキャリアに応じた認定資格を制定しているので、合格すれば技術レベルの指針になる。また、ヨーロッパの認定機関が発行する国際ライセンスを日本で取得できる認定校もある。将来、海外で働きたいなら、国際ライセンスは取得しておきたい。
身体 や心 についての基礎 知識 も学 んでおこう
人間の体をケアするエステティシャンは、体の仕組みや肌についての医学的知識も、ある程度は持っていたい。仕事の道具である化粧品や専門器具についての正しい知識も、学ぶ必要がある。また、いやしを求めてくるお客さんにどのように対応したらいいのか。心理面についての勉強もしておくと、役に立つ場面が多い。
将来 はこうなる
メンズエステの急増 で男性 エステティシャンも
エステサロンだけでなく、スポーツジムや化粧品メーカー、美容院、ホテルなどでもエステティシャンを求める声は強くなっている。最近は男性の美容に対する意識が高まり、メンズエステも一般的になってきた。日本では女性が圧倒的に多いが、海外では男性エステティシャンも珍しくない。男性利用者の増加に合わせて、エステティシャンは男性にとってもチャレンジしやすい職業になっていくだろう。
データボックス
収入 は?
初任給は月給15万円前後。数年のキャリアを経て一人前になれば月給20~25万円くらい収入が得られる。指名制や歩合制をとっている職場では、さらに多くの収入が期待できる。国際資格を取得して海外に羽ばたく道もあるし、実力さえあれば独立開業を目指してもよい。
休暇 は?
休みの日に利用客が集中する傾向があるので、土日や祝祭日に休みをとるのは難しい。特定のウィークデーを定休日としている職場が多い。
職場 は?
ほとんどの場合、個人経営やチェーン展開しているエステティックサロンに就職し、勤務することになる。チェーン店などでは転勤もある。
なるためチャート
エステティシャンの仕事につくための主なルートが一目で分かるチャートだよ!