アミューズメントパークのジェットコースターの企画を図面に起こすなどして、安全を第一に考えながらコースを作り上げる。来園者がマシンに乗って、スリルを楽しんでいる様子を見るとやりがいにつながる。
こんな人にピッタリ!
一つのことに熱中できる人。機械などをいじるのが好きな人。人を楽しませるのが好きな人。
どんな仕事?
オーダーをもとにジェットコースターの図面などを作る
アミューズメントパークからのオーダ―に合わせて、ジェットコースターを作るための設計図を書き、建設作業やメンテナンスにも関わるのが仕事だ。コンピュータグラフィクス(CG)で立体化し、時には完成予想模型も作る。制作費、建設期間なども計算して、アミューズメントパークに提案する。ジェットコースターの見せ場(スリルを感じる場所)を工夫するなどして、来園者に楽しんでもらえる独創的な発想力が求められる。
これがポイント!
機械工学や電気工学を専門に学ぶ
ジェットコースター設計士になるには、高等専門学校(高専)や大学、専門学校で機械工学や電気工学を専門に学び、遊戯機械を企画・製造する会社に就職することが、ほぼ唯一の方法だ。設計部門に配属されることで、設計に関わっていくことができる。ジェットコースターは完成してからの安全管理が重要で、問題なく運行ができるように、製造過程から厳しくチェックするのも設計士の仕事だ。
将来はこうなる
海外メーカーとのコラボで世界へ
ジェットコースターは大型になるほど、設計から完成まで、日本国内だけで作られるケースはほとんどなく、海外メーカーとの共同作業が必要になってくる。日本企業に就職してジェットコースター設計士になっても、海外メーカー、スタッフとの作業は不可欠。語学力をつければ、海外でも活躍の場は広がっていくはずだ。
データボックス
収入は?
月収は経験、実績によって異なり、新人は20万円ぐらい。企業の中堅になると、40~50万円くらい。
休暇は?
一般企業は週休二日制。
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職場は?
アミューズメントパークの乗り物、遊具などを作っている会社。
なるためチャート
ジェットコースター設計士の仕事につくための主なルートが一目で分かるチャートだよ!