ライトの形や色、当て方などによって、見る人に様々な印象を与える照明の光で空間を演出する。
こんな人にピッタリ!
人を喜ばせるのが好きな人。きれいなもの、かっこいいもの、おしゃれなものが好きな人。人との会話が得意な人。
どんな仕事?
光を自在に操り空間を演出する照明のプロ
町の様々な空間を照明の光でデザインする仕事だ。イルミネーションやライトアップなどの屋外の照明から、大きな建物、住宅などの中にある照明まで、デザインプランを作り、依頼主に提案する。光には色や当て方の角度一つで、ものの見え方や印象を変える力があり、人の気持ちをおだやかにしたり、興奮させたりする心理的な効果もある。美しさだけでなく、そうした光の効果も取り入れた企画力も必要だ。
これがポイント!
大学や専門学校で空間デザインを学ぶ
照明デザイナーになるには、特に資格は求められない。照明機器メーカーやインテリアデザインの会社に入り、照明をプランニングする部署に所属するなどして、チャンスをつかんでいく。照明に関する技術的な知識や空間デザインを大学や専門学校などで学んでおくと近道になる。また、照明は建築と関わってくるので、建築学や機械工学を学んでおくと役に立つ。
将来はこうなる
大胆な光の演出で注目度アップ
お店や住宅の照明だけでなく、町を彩るイルミネーションや建物のライトアップ、照明をテーマにしたイベントなど、特に大胆な光の演出に対する注目は高まるばかりだ。例えば、東京タワーの照明を7色に変化させたり、宝石のように輝くイルミネーションをアミューズメントパークで展開したりするなど、大胆な仕掛けが人気を集めていて、豊かな発想と企画力を持ったデザイナーの登場が期待されている。
データボックス
収入は?
照明デザインを手がける会社に入った場合、月収は18万円くらいから。独立し、デザイナーとして有名になれば、収入は桁違いにアップする。
休暇は?
会社員として働くなら週休二日制。しかし、照明プランを練るときやライティングの設営、調整をするときなど、依頼人の都合に合わせることも。
職場は?
照明機メーカー、インテリアデザイン事務所、建築会社など。
なるためチャート
照明デザイナーの仕事につくための主なルートが一目で分かるチャートだよ!