バルーンアーティスト
バルーン(
こんな人 にピッタリ!
工作が好きな人。人を喜ばせるのが好きな人。
どんな仕事 ?
さまざまなバルーンアートを使 って人々 を楽 しませる
細長いバルーンをひねったり組み合わせてイヌや花などを作るバルーンアート。それを生み出すのがバルーンアーティストだ。その仕事の一つは、さまざまな大きさ、色、形のバルーンアートを使って、店先やイベント会場、ウエディング会場、ショッピングセンターなどをかざりつけ、訪れた人たちを楽しませること。また、人が集まる場所でバルーンアートを作って見せるパフォーマンスを行う人もいる。さらに、バルーンと生花を組み合わせたフラワーアレンジメントのギフト商品などを作る仕事もある。子どもから大人まで男女を問わず楽しませることができる夢のある仕事だ。
これがポイント!
最初 はスクールや体験 教室 でバルーンアート作 りの手法 を学 ぶ
バルーンアーティストになるには、特に資格は必要ない。まず、バルーンアートの作り方を学べるスクールや体験教室などに通い、バルーンの性質やバルーンアートの手法などを学ぶのが一般的だ。その後は、オリジナル作品を作るなど、バルーンアートを作る技術をみがく。バルーンアーティストとして仕事をする自信がつけば、イベントを行う会社などに自分を売りこんだり、ホームページで自分の作品を宣伝したりして、フリーで仕事を受けおうことが多いようだ。また、かざりつけを専門にする会社や生花店などに就職して、バルーンアートの技術をいかす道もある。
バルーンアートの技術 を証明 する資格 を得 て仕事 の幅 を広 げる
バルーンアートは、だれでも簡単に始められるが、人によって技術や知識の差が大きい。そのためバルーンアート業界の各団体では、それぞれが決めた基準を満たした人に独自の資格を与えている。それには「ジャパンバルーンアーチストネットワーク(JBAN)」が行う「バルーンプロ(Bpro)検定試験」、「日本バルーン協会(JBA)」が行う「バルーン業務安全管理士」、アメリカのパイオニア社が行う「世界公認バルーンアーティスト(CBA)」などがある。それらを取得すれば一定の技術や知識を身につけている証明になるので、仕事をするのに有利になるだろう。
将来 はこうなる
世界 で活躍 するバルーンアーティスト
バルーンアートは、世界大会が行われるほど国を問わず親しまれている。その世界大会のチャンピオンには日本人がとても多い。バルーンアートは日本人の細やかさに合っているようだ。世界が認める高度な技術やアイデアで生み出される日本のバルーンアートは、各種イベントを楽しくはなやかに演出するのにぴったり。たくさんの人を喜ばせたい、大切なイベントを素敵に演出したい、そんな人たちの希望をかなえるために、バルーンアーティストの活躍の場はこれからも広がっていくだろう。
データボックス
収入 は?
フリーの場合、月収も年収も自分次第。仕事の料金設定は、知名度や人気、営業する場所(都会・地方)によって変わってくるため、まちまちだ。かざりつけを専門にする会社に就職した場合の年収は、およそ380~600万円ほど。
休暇 は?
フリーでパフォーマンスを見せる場合、決まった休日はない。イベントは休日に行われることが多いため、仕事がない平日に休みを取ることが多いようだ。会社に就職した場合、基本は週休二日。かざりつけをする会社の場合、相手先が仕事をしていないときに作業をするので、決まった曜日に休暇を取れないこともある。
職場 は?
人前でパフォーマンスを見せる場合はイベント会場など。かざりつけをする場合は、それぞれの注文先。自宅や会社で商品を作ることもある。
なるためチャート
バルーンアーティストの仕事につくための主なルートが一目で分かるチャートだよ!