サッカー選手

体力(たいりょく)に自信(じしん)がある人(ひと)。負(ま)けず嫌(ぎら)い。精神的(せいしんてき)にもタフな人(ひと)。

サッカーのクラブと契約(けいやく)し、活躍(かつやく)することで報酬(ほうしゅう)を得(え)るのがプロサッカー選手(せんしゅ)だ。日本(にほん)のプロサッカーリーグはＪ１、Ｊ２、Ｊ３に分(わ)けられ、それぞれのクラスで優勝(ゆうしょう)を目指(めざ)す。Ｊ１やＪ２のリーグ戦(せん)で下位(かい)になるとＪ２やＪ３に降格(こうかく)されてしまい、収入面(しゅうにゅうめん)などの待遇(たいぐう)も変(か)わってくる。日本(にほん)に限(かぎ)らす、海外(かいがい)のクラブで活躍(かつやく)することもできる。サッカーといえば、FIFAワールドカップ（国別(くにべつ)チームによる世界選手権(せかいせんしゅけん)）が有名(ゆうめい)だ。世界(せかい)中(ちゅう)のサッカーファンが注目(ちゅうもく)するこのビッグイベントに出場(しゅつじょう)することは、多(おお)くのサッカー選手(せんしゅ)にとっての目標(もくひょう)になっている。

プロサッカー選手(せんしゅ)になるには高校(こうこう)や大学(だいがく)などのチームで活躍(かつやく)し、プロのクラブにスカウトされるか、まずプロサッカークラブのユースチーム（プロサッカークラブが運営(うんえい)する育成(いくせい)組織(そしき)）に入(はい)って活躍(かつやく)し、認(みと)められてクラブに入(はい)るという方法(ほうほう)とがある。スポーツ選手(せんしゅ)は身体(しんたい)が資本(しほん)。強(つよ)い身体(しんたい)と精神力(せいしんりょく)や判断力(はんだんりょく)を身(み)につけ、「もっとうまくなりたい！」という向上心(こうじょうしん)が必要(ひつよう)だ。

日本(にほん)プロサッカー協会(きょうかい)は「Ｊリーグ百年(ひゃくねん)構想(こうそう)」として、身近(みぢか)な地域(ちいき)でもっと気軽(きがる)にスポーツができる場所(ばしょ)を増(ふ)やす取(と)り組(く)みを行(い)っている。10クラブでスタートしたＪリーグが、2021年(ねん)は57クラブにまで増(ふ)えたのは、その活動(かつどう)の成果(せいか)の一(ひと)つといえる。サッカーは世界的(せかいてき)にも人気(にんき)の高(たか)いスポーツなので、サッカーができる環境(かんきょう)も増(ふ)え、プロになりたい人(ひと)たちに与(あた)えられるチャンスも増(ふ)えていくことだろう。

Jリーグの選手(せんしゅ)契約(けいやく)はA、B、Cの3段階(だんかい)に分(わ)けられ、年俸(ねんぽう)にも決(き)まりがある。プロA契約(けいやく)は年俸(ねんぽう)に上限(じょうげん)はなく、プロB契約(けいやく)とプロC契約(けいやく)の年俸(ねんぽう)の上限(じょうげん)は460万(まん)円(えん)と決(き)められている。スター選手(せんしゅ)になれば億(おく)単位(たんい)の収入(しゅうにゅう)になるが、規模(きぼ)の小(ちい)さなチームでは、スポンサー企業(きぎょう)で働(はたら)きながらサッカーを続(つづ)ける選手(せんしゅ)もいる。

Jリーグの公式(こうしき)戦(せん)は２月(がつ)末(まつ)～12月(がつ)初頭(しょとう)にかけてがシーズン。それ以外(いがい)の期間(きかん)がオフになる。この時期(じき)はケガの治療(ちりょう)などをして体調(たいちょう)を整(ととの)えながら、次(つぎ)のシーズンに向(む)けての体力(たいりょく)づくりをしたり、シーズンを乗(の)り切(き)るためのスタミナを養(やしな)う。

所属(しょぞく)チームの練習(れんしゅう)場(じょう)、試合(しあい)が行(おこな)われるスタジアムなど。

サッカー選手(せんしゅ)の仕事(しごと)につくための主(おも)なルートが一目(ひとめ)で分(わ)かるチャートだよ！