テニス選手
こんな人 にピッタリ!
目標に向かって地道に努力ができる人。根気のある人。スポーツが得意な人。
どんな仕事 ?
大会 に出場 して試合 に勝 ち、賞金 をかせぐ
世界各地で行われるテニス大会に出場し、試合に勝って賞金をかせぐのがプロのテニス選手だ。テニスは選手人口が厚く、選手レベルが高いこともあり、大きな賞金がつく大会がいくつも行われている。その中でも全英オープン、全仏オープン、全米オープン、全豪オープンという4大大会は有名だ。プロのテニス選手は優勝を目指してプレーするが、賞金だけで生活できる選手は少ない。選手生命は短く、プロ選手として活動できるのは10代後半から30代くらいまで。引退後は選手のコーチやテニススクールで教えるインストラクターなど、テニスに関わる仕事で活やくする人が多いようだ。
これがポイント!
大会 に出場 して勝 ち、ポイントでランキングが決 まる
プロのテニス選手になるには、まずは学校のテニス部やテニススクールに通い、テニスの基礎や技術を学ぶ。日本テニス協会にアマチュア登録をしたら、ポイントのつく大会に出場し、ポイントをゲットしよう。このポイントでランキングが決まり、上位にランキングされて実力が認められれば、日本プロテニス協会でプロ登録ができる。プロの仲間入りをしたら、大会での勝利を積み重ねてランクアップを目指す。
将来 はこうなる
活躍 の場 は世界 に。海外 経験 が重要 に
テニス競技は海外での人気が高く、プロテニス選手の活躍の場は世界中に広がっている。世界で活躍するためには、海外生活に慣れることも大切だ。日本人選手の中には10代前半で海外の養成学校に留学し、ハードな環境の中で成長を目指す人も増えている。若い時から海外経験を積む重要性はますます高くなりそうだ。
データボックス
収入 は?
世界的な大会になると優勝賞金は数千万円以上。賞金のほかにも、有名選手はスポンサーとの契約金、CM出演料などの収入があり、世界ランキング上位のプレーヤーになると年収が数十億円というケースもある。しかし、そうしたスーパースターはごく少数で、賞金だけで生活できない選手のほうが圧倒的に多い。
休暇 は?
大会がないオフシーズンに休みを取る。オフシーズンは大会期間中に気になった動きの練習をしたり技術を覚えたりするほか、来シーズンに向けての身体作りやトレーニングも行う大切な時期でもあるため、休み中もテニス中心の生活になる。
職場 は?
テニス大会の会場など。
なるためチャート
テニス選手の仕事につくための主なルートが一目で分かるチャートだよ!