短距離走、長距離走、はばとび、高とび、投てきなどの陸上競技の大会で活躍する。
こんな人にピッタリ！
目標に向かって突き進む人。体を動かすのが好きな人。
どんな仕事？
実業団やプロの選手として会社やスポンサーのイメージアップにこうけんする
会社が持っているスポーツチーム（実業団）に入って、給料をもらいながら競技を続ける選手が多い。社名の入ったユニフォームを着て大会に出場し、良い成績を挙げることで、会社の宣伝やイメージアップにこうけんする。また、個人でスポンサー契約を結ぶプロの陸上選手も増えている。大きな大会で注目される実力と人気のある選手は宣伝効果も高いので、高額の契約金やCM出演料などを手にすることができる。その収入でコーチや栄養士などスタッフの人件費、合宿経費などをまかなう。
これがポイント！
陸上の強い学校に入り大会で結果を出す
陸上競技で生活できる選手になるには、何よりも大会で記録を残すことが大切だ。高校のインターハイや大学選手権などで、ずばぬけた結果を出せば、実業団からのスカウトも期待できる。そのためにはまず、陸上競技に熱心な高校や大学に入り、練習環境が整った中でレベルアップを目指そう。チーム内にライバルも多いので、たゆまぬ努力が必要だ。
将来はこうなる
活躍の場が広がり陸上でかせげる時代に！
陸上競技はアマチュアの大会が基本だが、賞金が出るケースも増えてきた。オリンピックと並ぶ世界規模の世界陸上競技選手権大会（世界陸上）は、アスリートに資金が行きわたることを目指して賞金を分配している。また、国内のレースやイベントに招待されるプロ選手も多い。アスリートをイメージキャラクターに起用する会社も増えており、活躍の場はますます広がっていきそうだ。
データボックス
収入は？
実業団に所属する選手の収入は給与が基本。その会社の規模や業種によってさまざまだが、大会の賞金などの副収入を得ることもある。プロの陸上選手は日本でも増えていて、スポンサー契約、CM出演料などで年収が数千万円以上になることもある。ただし、活躍できなければ契約解除となるシビアな世界だ。
休暇は？
オフシーズンと呼ばれる寒い時期に休みを取る場合が多い。その間も体の基礎作りなどトレーニングは欠かせない。
職場は？
陸上競技場など。
なるためチャート
陸上選手の仕事につくための主なルートが一目で分かるチャートだよ！
