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地図地理検定

地図地理検定

地図記号や等高線の読み方、地図から何が読み取れるか、世界の地形や気候などを学ぶことで、地図を楽しく読み、使いこなす力を養えるよ。目指せ「地図地理力博士」!

地図を読むのが楽しくなる

地図や地理の知識を身につけ、地図を楽しく読み・使う力を養うため、一般財団法人日本地図センターと公益財団法人国土地理協会が共同で実施するのが地図地理検定だ。2004年に地図力検定試験としてスタートし、2010年11月の実施分から地図地理検定になった。
検定では、地図や地形図について、気候や防災など自然環境について、地域の資源や産業など社会文化環境について、世界や日本の地理についてなどが問われる。
検定は「基礎」と「専門」の2つのレベルに分けて実施される。
「基礎」は、基礎的な知識や技能が問われ、小中学校の教科書で学習する内容やニュースで話題になった出来事などが問題として出される。選択肢から正解を探す選択式で、全20問。100点満点中60点以上で合格だ。
「専門」は、専門的な知識や技能、応用力が問われる問題で、高校レベルの学習内容や大学入試試験に出るようなレベル。全24問あり、そのうち15問が選択式、残る9問が記述式。成績上位者に1~3級を認定する。認定基準は平均点によって毎回異なるが、おおむね100点満点で50〜64点が3級、65〜79点が2級、80点以上が1級の認定を受ける。96点以上の人、または1級認定を5回受けた人は、「地図地理力博士」として認定される。

「基礎」は中学生に最適、小学生でも合格を目指せる

2023年11月の第40回試験で「基礎」は受験者223人で合格者175人、合格率78.5%。「専門」は受験者107人、1級認定4人(3.7%)、2級認定13人(12.1%)、3級認定26人(24.3%)。
「専門」は小中学生には難問だが、「基礎」は中学生の受験に最適で、小学生でも合格を目指せそう。実際の問題と解答は、日本地図センターのホームページに過去3回分のデータが掲載されているほか、過去問集も販売されている。興味のある人は参考に調べてみよう。
地図帳を眺めているとすぐに時間がたってしまう…というような人には、ぜひオススメの検定だ。

検定インフォメーション

受験資格は?
制限なし。地図、地理好きなら誰でも受験できる。
試験日は?
6月と11月の年2回(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡の全国7都市)
検定料は?
基礎3000円、専門4000円、基礎・専門併願5000円
団体受験できる?
5人以上で団体受験可。割引あり。学校や会社で受験できる。

問い合わせ先

財団法人 日本地図センター
〒153-8522 東京都目黒区青葉台4-9-6
03-3485-5411(代表)

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