レース編物技能検定
レース編みの実力を試す検定だ。初心者は毛糸編物からスタートすると上達も早いよ!
毛糸編物と重なる部分が多い
糸をより合わせたり、編んだり、刺しゅうしたりして作られた、透かし模様のある布。それをレースという。衣服やアクセサリー、カーテンやテーブル掛けなどによく用いられている、といえば思い浮かぶだろう。
そうしたレースの編物にも、専門の技能検定試験があって、シブイ人気がある。
レースを編むための針や糸は、毛糸に比べてかなり細い。だから、この検定は、細かな作業を器用にこなせる人向きだ。花カード、ヘアピン器具など、レース模様を作る専用の道具も、使い方をマスターしなければならず、合格レベルは毛糸編物より、やや高い。
でも、編み方は毛糸編物と重なる部分が多い。すでに毛糸編みの経験がある人なら、かぎ針で編む基本的なクロッシェ・レース、棒針で編むニッティング・レースなどから、少しずつレース編みを始めていくといい。
目ざせ! レース編みの達人!
検定試験は、1〜3級に分かれている。いちばん簡単な3級に求められるレベルは、レース編物の基礎的な知識と技能を持ち、それを応用する能力があること。2級では、指導者の補佐ができるぐらいに、知識や技能が高度でなけらばならない。最上級の1級合格に求められるのは、ズバリ、指導できるレベルの実力だ。
編物もレース編みも経験がまったくない人は、まず毛糸編みから始めてみるのがオススメだ。遠回りに思われるかもしれないが、そのほうが着実に技術を身につけられる。
テーブルセンターやクッションなど、自分の手で作った美しいレース作品に囲まれた生活…そんな生活に憧れる人はぜひトライしてみよう!
検定インフォメーション
受験資格は? | 制限なし。何級からでも受験できる。 |
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検定料は 試験日は? | 毎年1回、9月の第3日曜日。 |
検定料は? | 1級 9000円 2級 6000円 3級 4000円 |
団体受験できる? | 学校受験の場合、30名以上で可能。 |
問い合わせ先
(財)日本編物検定協会
東京都文京区水道2-13-2-401
TEL 03-5981-9137 FAX 03-5981-9147