小・中学生を対象にしたパソコン入門検定だ。何事も基本が大事。パソコンを使いこなすための基礎知識やテクニックを身につけよう!
初心者でも、パソコン技能の腕試しに!
同じパソコン系でも「パソコン検定」は、子どもだけでなく大人も受けている試験だ。これからパソコンを始めようという小中学生には、ちょっと難しい検定試験かもしれない。
そこで、「パソコン基礎検定試験」に注目してみよう。これは、正しいタイピング技術から、ワープロ、表計算、インターネットなど、パソコンを操作する上で必要な知識やテクニックを認定する検定試験だ。
そもそも小中学生が対象なので、難易度もそれほど高くない。4級では全受験者の72%が、最も難易度の高い1級でも全受験者の50%が合格している。
パソコン基礎検定試験は、配布された紙の問題とパソコンの画面に出てくる問題の両方を組み合わせて解答する方式。ワード、エクセルといったソフトの使い方の基本が身についているかどうかについて、実際の文書作成や表計算を通して判定する。
基礎をマスターしたら、次のステップへ
この検定試験に合格したら、その次は、「文書処理能力検定試験II種」「パソコン技能検定II種試験」「Webクリエイター試験」などに、将来トライするのもいいだろう。つまり、パソコン基礎検定試験は、さまざまな検定試験にステップアップしていくための、基礎検定でもあるのだ。
パソコン基礎検定試験をきっかけに、次に自分がパソコンを使って何がやりたいのか、そのためにはどの検定で何を身につけたらいいのか、しっかり考えてみよう。基礎の基礎をおさえておけば、応用がきくし上達も早い。あとは自分次第だ。
検定インフォメーション
受験資格は?
| 小中学生のみ
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試験日は?
| 年3回(ホームページにて公開)
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検定料は?
| 4級は1050円、3~1級は1570円。
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受験の申し込み方法は?
| 認定会場(ホームページで公開)にて直接申し込む。
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