コンピュータやインターネットの基本が身につく世界共通の国際資格だ。日々進化するITを賢く使いこなすための、実践的な知識を問われるよ。
どんな職業を目ざすにもITの知識は欠かせない
今や車の免許と同じくらい欠かせないのがパソコンとIT(情報技術)の知識。将来どんな職業を目ざすとしても、ITをまったく使わない仕事は考えにくいからだ。
とはいえ、すべての人がITの専門家になる必要もない。むしろ必要なのは、多くの人が共有すべきITの基礎理解とパソコンの操作能力を身につけることだ。こうした考えをもとに始まったのがIC3。世界共通の資格で、すでに110か国以上で実施されている。
試験内容は3科目。ハードウェアやソフトウェア、OSに関する知識を問う「コンピューティング ファンダメンタルズ」、ワープロや表計算ソフトなど代表的なアプリケーションの操作を問う「キー アプリケーションズ」、そしてインターネットや電子メールの活用に必要な知識と使い方を問う「リビング オンライン」だ。
親子での受験もおすすめだ
試験方法は、試験会場のコンピュータのモニタに表示された問題をマウスやキーボードを使って答える形式だ。同じ日に1科目だけ受けてもいいし、3科目すべてを受けてもいい。試験結果はその場で判定され、試験内容を分析した「試験結果レポート」が渡される。
IC3は、高校や専門学校の、情報処理の授業に取り入れられているくらいなので、小中学生にはかなり難しいだろう。そういう意味でおすすめなのは、親子でのダブル受験。ITの知識は大人と子どもを問わず大切なものだから、いっしょに受けてみるのもいい。
具体的な試験対策としては、パソコンスクールの「IC3講座」を受講するか、「IC3対策テキスト」(FOM出版)という市販のテキストで勉強できる。
検定インフォメーション
受験資格は?
| 制限なし。年齢、国籍を問わず誰でも受験できる。 |
---|
試験日は試験日は?
| 年3回(一斉試験の場合。全国主要都市で行われる) パソコンスクールなどのIC3試験会場(公式サイトで紹介)では、通年随時実施されている。 |
---|
検定料は?
| (学生)1科目4200円 3科目一括12600円(税込) (一般)1科目5250円 3科目一括14175円(税込) |
---|
受験の申し込み方法は?
| 株式会社 オデッセイ コミュニケーションズ IC3センターにお問い合わせください。 |
---|
お問い合わせ
株式会社 オデッセイ コミュニケーションズ
IC3センター
〒100-0005 東京都千代田区
丸の内3-3-1 新東京ビル
TEL 03-5293-1881
受験するには