5月28日から新しい防災気象情報がはじまりました
5月28日(木曜日)に、危険度を5段階のレベルで表現する新しい防災気象情報がはじまりました。
6月1日(月曜日)から6月3日(水曜日)、台風6号が日本列島を通過しました。各地で新しい防災気象情報に基づく警報などの発表がありました。
住民避難の対応をした自治体を取材しました。
6月3日(水曜日)午前5時30分過ぎ、気象庁(国の役所)は和歌山県古座川町と串本町を流れる古座川に「レベル5氾濫特別警報」を出しました。もっとも危険度が高い段階で、古座川町では実際に氾濫が起きていました。
串本町はこれより前の午前5時、避難情報で最も高い「レベル5緊急安全確保」を発表しました。住民に命を守る行動を取るよう伝えました。和歌山地方気象台から事前にレベル5の可能性があると情報をもらっていたため、速やかに対応できたといいます。
古座川町もレベル5氾濫危険警報が出た15分後、緊急安全確保を出しました。
一方、串本町と古座川町の担当者が「想定外だった」と話したのは、その3時間前、午前2時に古座川に出た「レベル4氾濫危険警報」です。「氾濫」についての情報は、レベル2もレベル3も出ていませんでした。最初に出たのがいきなりレベル4でした。気象庁によると、急激に川の水が増えることが予測されたためだといいます。
古座川町の担当者は「段階的に上がるものかなと思っていた(レベル2やレベル3が先に出ると思っていた)」と話しました。
新しい防災気象情報は以下のとおりです。
ことばの意味
- 河川氾濫:川の水があふれること
- 大雨:雨がとてもたくさん降ること
- 土砂災害:山や崖の土砂がくずれたり、水とまざって流れたりすること
- 高潮:海の水面がとても高くなって、町に流れ込んだりすること
レベルの意味
- レベル5「特別警報」:命の危険があるため、すぐに安全を確保してください
- レベル4「危険警報(避難指示のめやす)」:全員危険な場所から逃げてください
- レベル3「警報」:逃げるのに時間のかかる人は早めに逃げてください、それ以外の人も逃げる準備をしてください
- レベル2「注意報」:どうやって逃げるかを確認してください(どの道でどこへ逃げるか、いつ逃げるかなど)
- レベル1「早期注意情報」:災害に対して心の準備をしてください
朝日新聞の記事をやさしい日本語に言い換えた記事です。









