*ちきゅうぎ【地球儀】 地球表面のようすを示(しめ)すための球形の模型(もけい)。地軸(ちじく)にあたる軸(じく)を中心にまわるようになっており,軸(じく)は鉛直(えんちょく)線に対して23.4度かたむけてある。球の表面には陸地(りくち)・海洋,おもな山脈(さんみゃく)・河川(かせん)・国境(こっきょう)・大都市,おもな鉄道・航路(こうろ)などがえがかれている。世界にのこされている最古(さいこ)の地球儀(ぎ)は,1492年にドイツのマルチン=ベハイムがつくったもの。日本には1590(天正(てんしょう)18)年,天正(てんしょう)少年使節(しせつ)が豊臣秀吉(とよとみひでよし)へのみやげにもってきたといわれている。