土に消える!?「バガス」容器を使った自由研究のヒント【自由研究EXPO2024レポート】
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7月14日(日)・7月15日(月・祝)に東京ポートシティ竹芝 ポートホール(東京都港区)で「自由研究EXPO2024」のイベントが開催されました。
今年のテーマは“身近なふしぎの探求”。魅力あるたくさんのワークショップやブースの中から、今回は、容器メーカーの折兼とコラボした「土に消える!?バガスで容器な自由研究」ブースをレポートします!
「バガス容器」を知っていますか?
バガスとは、さとうきびの搾りかすのこと。砂糖をつくったあとのさとうきびは、燃料や紙の原料として再利用されていますが、余ったものは捨てられている現状があります。
その捨てられるはずのバガスを有効利用するために誕生したのが、バガス容器。さとうきびの搾りかす以外にも、竹や麦が使われています。
プラスチック容器との違いは、土で約70日、海で約150日で分解されるという点。地球にやさしくエコな素材として、今、大注目の容器なんです。
容器を開けてビックリ!? 楽しいクイズでバガスを学ぼう!
ブースでは、さまざまな形や素材の食品容器に触れられるほか、「バガス容器」誕生のきっかけになったプラスチックごみ増加の2050年問題、バガス容器の主原料などのクイズも!
クイズの答えは、3種類のバガス容器を開けるとわかる!という楽しい仕掛けもあり、たくさんの子どもたちや保護者の方が、興味深そうにバガス容器を手に取る光景がありました。
会場では、実際にバガスのカトラリーが分解される写真を見て、
「本当に分解されるのかな?」
「どんな土だと分解が早いのかな?」
「お庭に埋めて観察したい!」
など、子どもたちの「問い」や「好奇心」にまつわる声が!
ブースに立つスタッフに積極的に質問をする子どもたちの姿もあり、たくさんの学びが生まれていました。
「バガス容器」を土に埋めて研究してみよう!
また、今回のイベントでは、自由研究に使えるお土産プレゼントも!
自由研究のスペシャリストである学研キッズネット編集部からは、バガス容器を使った自由研究の問いとヒントを用意しました。
会場でひときわ存在感を放っていたバガスの妖精「ポンクル」くんの等身大パネルも大人気!変身衣装を身につけて写真撮影する子どもたちの姿もあり、たくさんの笑顔に出会えた2日間でした。
今年お子さんが取り組む自由研究のテーマは決まっていますか?
学研キッズネットでは、小学生・中学生の夏休みの自由研究を応援するために、テーマ選びから、進め方、レポートのまとめ方までご紹介しています。
この夏あたらしくご紹介している自由研究レシピもたくさんあるので、ぜひ子どもたちの「好き」や「やってみたい」を見つけてくださいね。