科学好きな子集まれ! 読者と編集部のあそび場『学研の科学 あそぶんだ研究所』の限定イベントレポ
2024年11月23日(土)に、オンラインコミュニティ「学研の科学 あそぶんだ研究所」が主催する無料の会員限定イベントを開催!
特別研究員の桝さんをはじめ、ダイタナさんやホッシーさんなどのあそぶんだ研究所の主要メンバーがワークショップを行いました。
2024年12月5日発売の最新刊『学研の科学 天体望遠鏡:宇宙観測 超入門キット』を先行体験
イベント一発目は、12月5日に発売した『学研の科学 天体望遠鏡: 宇宙観測 超入門キット』を使った望遠鏡の仕組み、組み立て、使い方のレクチャー。完成した望遠鏡はそのまま子どもたちにプレゼントされました。
望遠鏡の使い方はもちろん、月の表面の細かい模様や陰影は、ダイタナさんお手製のアルミホイルで作ったボールをお月さまに見立てて、会場の隅に設置。実際に観測して学びました。
さっそく、自分の手でつくり上げた黄金に輝く望遠鏡を夢中になってのぞく子どもたちの姿が! 夏の「自由研究」でもチャレンジできそうなテーマになっていました。
ボウルに穴を開けて星空を再現!? 工作作家が魅せる手作りプラネタリウム
次のプログラムは、金沢市在住の工作作家 ・ヒゲキタさんによる 「手作り巨大プラネタリウムと3D映像」。園芸用のビニールシートで作ったドームで手作りの星空を探検しました。
仕組みはシンプル! でも想像以上に絵が動く! 青赤眼鏡をかけて体験する3Dシアターの大迫力に子どもたちの歓声が響き渡っていました。
アサリの貝殻の秘密って何? 年齢が推測できる成長線を調べる「本格研究」にチャレンジ!
本格研究を再現するために、桝太一さん(同志社大学 ハリス理化学研究所 助教)が、日本貝類学会会長の大越健嗣先生と貝の研究者といっしょに登場!
桝さんが大学時代に、数えきれないほど観察した実験にチャレンジ。アサリの貝がらを透明樹脂に埋めて真っ二つに両断。貝がらの断面を耐水ペーパーで磨き、10倍ルーペで成長線を観察しました。
「磨き方がうまい!」「気づきポイントが深い!」と桝さんをはじめ、研究者の方々も子どもたちの発言にとても感心していました。
アサリの観察を通して、見えない世界を観る楽しさを知ってほしいという桝さんの研究への愛と想いがつまった学びの時間となりました。
みんなでつくるからこその迫力! 付箋アートでカラフルな「ティラノサウルス」が誕生!
YouTubeでも大人気の図鑑LIVE編集長おまつさんのアートセッションでは、手描きで描いた実物大のティラノサウルスの絵に、付箋で色をつけて命を吹き込みました。
おまつさんが描いた恐竜のなかまの絵も加わって子どもたちみんなで記念撮影。カラフルで巨大な「ティラノサウルス」はすぐに動きそうなくらいの躍動感が溢れ出ていました。
あそぶんだ研究所(通称、ぶんだ研)で科学をもっと楽しもう
あそぶんだ研究所(通称、ぶんだ研)は会員制(無料)のオンラインコミュニティです。
ぶんだ研には『学研の科学』のキットの組み立て方や遊び方、ここでしか見られない記事や動画やライブ配信などのコンテンツがいっぱい!
ぶんだ研を運営する『学研の科学』の編集部研究員が、無料動画の発信以外にも、会員のみんなの投稿や質問にもどんどん返信してコミュニケーションをとっています。
ぜひ、科学の「好き」や「楽しさ」「新しい発見」を見つけに遊びに来てくださいね。
取材・文/石橋沙織(学研キッズネット) 撮影/徳永 徹