あいしょう【愛荘(滋賀県の町)】 滋賀(しが)県中東部,近江盆地(おうみぼんち)北東部の町。愛知(えち)川東岸から宇曽(うそ)川上・中流域(いき)をしめ,中部・西部の低(てい)地に水田地帯(ちたい)が広がる。愛知川(えちがわ)地区は中山道(なかせんどう)の宿場町で,近江(おうみ)商人の出身地のひとつ。江戸(えど)時代から麻織(あさおり)物をはじめ織物(おりもの)の産地(さんち)として知られ,現在(げんざい)も近江上布(おうみじょうふ)などが作られている。特産(とくさん)品はびん細工手まり。東部の金剛輪寺本堂(こんごうりんじほんどう)は国宝(こくほう)。西部を近江(おうみ)鉄道が通じる。◇2006(平成(へいせい)18)年2月,秦荘(はたしょう)・愛知川(えちがわ)の2町が合併(がっぺい)して成立(せいりつ)。人口:2.1万(2013年)。